
より安全で、より便利に。
時代のニーズに応える蓄電デバイスを目指して。
2050 年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向けて世界中が動き出している今、「二次電池」に大きな期待が寄せられています。一回の充電で、より高容量の電力を長時間供給できる二次電池が実現すれば、モバイル機器や電気自動車などの電池搭載製品の利用シーンは広がり、その利便性はさらに高まります。
当社では、安全性確保を最優先に考えながら、二次電池の高エネルギー密度化、長寿命化を探求し、研究開発を行っています。電池性能向上のため、材料・部材の一つ一つを徹底的に研究開発し、究極の蓄電デバイスを目指します。リチウムイオン電池の正極材料として広く用いられるコバルト酸リチウム(LiCoO2)を改良し、4.7V(vs Li/Li+)という高い充電電圧でも劣化しにくい正極材料を開発しました[1]。コバルト酸リチウムに特殊な表面処理を施すことで結晶構造の劣化を防ぎ、より多くのリチウムを有効利用することが可能です。
低炭素化の実現のため今後ますます需要が高まる二次電池。
市場ニーズに備えてさらなる技術向上に取り組んでまいります。
[1] M. Mikami et al., “Controlling lithium cobalt oxide phase transition using molten fluoride salt for improved lithium-ion batteries,” Commun. Mater., 5, 108 (2024).
https://doi.org/10.1038/s43246-024-00543-y
安全性確保のための電池システム開発
AIによる二次電池の異常検知
当社では、AI技術を利用して二次電池を安全に制御するシステムの開発も進めています。AI (人工知能)
