より安全で、より便利に。
時代のニーズに応える蓄電デバイスを目指して。


2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向けて世界中が動き出している今、「二次電池」に大きな期待が寄せられています。
時代の流れを見据えて、SELでは2009年から二次電池の研究開発を開始しました。

一回の充電で、より高容量の電力を長時間供給できる二次電池が実現すれば、モバイル機器や電気自動車などの電池搭載製品の利用シーンは広がり、その利便性はさらに高まります。

SELでは、安全性確保を最優先に考えながら、二次電池の高エネルギー密度化、長寿命化を探求し、研究開発を行っています。電池性能向上のため、材料・部材の一つ一つを徹底的に研究開発し、究極の蓄電デバイスを目指します。

低炭素化の実現のため今後ますます需要が高まる二次電池。市場ニーズに備えてさらなる技術向上に取り組んでまいります。


SELの二次電池研究開発現場


当社では完成品のみならず、二次電池を構成するあらゆる材料・部材の検討・開発に注力しており、充実した研究開発環境を整えています。




耐久試験




安全性確保のための電池システム開発


電池保護回路 (BTOS®)

2008年より注力している酸化物半導体(OS)技術と、二次電池との相乗効果により、安全で高機能な蓄電システムを目指します。

BTOS[1, 2]は、電池(battery)とOS技術を組み合わせて二次電池の保護及び制御を行うSEL独自のシステムです。
BTOSは以下の10項目に代表される機能を有し、全てのリチウムイオン二次電池に適用可能です。本技術を用いることで、マイクロショートなど電池の発火や発熱に至る前段階の異常を検知[1]することが可能となり、事故撲滅への寄与が期待されます。


▲電池保護回路の機能

[1] H.Inoue et al., Int. Solid-State Circuits Conf. Dig. Tech. Pap., 204 (2019).
[2] S.Fukai et al., Ext. Abstr. Solid State Devices and Materials, 707 (2019).


AIによる二次電池の異常検知

当社では、AI技術を利用して二次電池を安全に制御するシステムの開発も進めています。

AI (人工知能)






※ BTOSは半導体エネルギー研究所の登録商標です(商標登録第6146374号)。